お子さんが独立し、慣れ親しんだ住まいを夫婦で快適に過ごせる家にしたいと考えたHさん。同社が提案したのは、暮らし方からデザインするようなリフォームプランだった。大きなポイントがLDにせり出していた洋室を排し、手狭だった洗面室の壁を35cm移動して広げたこと。これにより家事に十分なスペースを確保した。さらに、北国に必須である室内物干しコーナーも家事動線上の使いやすい位置に配置した。そして、以前は独立していたキッチンもオープンな対面式とすることで、空間にこれまで以上の広がりをもたらした。「リフォームで暮らし方ががらりと変わりました。同じ間取りのご近所さんが『ここまで変わるのか』と驚いていました」とHさん。
建物タイプ | マンション |
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リフォームの種類 | 複合リフォーム |
家族構成 | 夫婦 |
築年数 | 28年 |
間取り | [ Before ] 3LD・K → [ After ] 1LDK |
目的 | 間取り変更・スケルトン、デザイン重視、収納力UP |
リフォーム箇所 | リビング・ダイニング、キッチン、寝室、玄関、収納、洗面所、寝室、トイレ、その他 |
新しくした設備 | キッチン/キッチンハウス ユニットバス/LIXIL 洗面化粧台/パナソニック |
費用 | 1200万円 |
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費用概算 | マンションリフォーム工事一式: 12,000,000円 |
工期 | 40日 |
リフォーム面積 | 80平米 |
表示されている価格帯および本体価格は施工当時のもので、現在の価格とは異なる場合があります。
ホームトピアさんは、最初に相談に訪れた4社のうちの1社です。最初の提案から印象がよく、こちらの要望を超えて暮らし方そのものを変えるようなリフォームを考えてくれたことが決め手です。「マンションだから仕方がない」と諦めていた結露の問題も、断熱リフォームで改善しました。
一般的な4人家族で暮らすサイズのマンションだったため、部屋数が多くお子さまが独立されて部屋が余っていました。夫婦での暮らしとなり、優先すべきは家事のしやすさやゆとりある暮らしになりました。そのため、北国特有の室内干しの動線をはじめ、北側壁面の結露、収納の増設などがポイントになりました。
部屋数を減らし検討したのは手狭で家事がしにくかった洗面室の拡張です。壁を僅か35cm移動したことで、劇的に家事がしやすくなったと喜んでいただきました。合わせて洗面室へ2方向から入室できる動線を取りつつ、室内物干しを近くにもっていくことで、さらに利便性を高めています。物干しスペースはリビングの一角にとっているので、急な来客が来た際にはロールカーテンで隠せるようにしています。Hさんのお住まいは、「ジェルコリフォームコンテスト2019」で全国デザイン部門別優秀賞を受賞(主催:一社 日本住宅リフォーム産業協会)
プランナー/根塚恵己子
4人での暮らしから、夫婦2人暮らしにライフスタイルが変わるため、部屋数を減らし使い勝手をよくする必要がありました。そこで、プランナーの提案により、居室を撤去して、洗面室(洗濯スペース)の壁を移設し、作業のしやすい広さを確保。家事の効率をアップする空間をデザインしました。
暮らしに必要なアイデアが、一つの空間のあちらこちらから見受けられます。例えばダイニングの壁面には、小物をしまえる収納を設置。L字型にとることで、ただの収納ではなく、インテリアのように空間を彩っています。「独立した子どもたちも、いい家になったと褒めてくれましたよ」とHさん。
以前は収納を買い足してリビング周りの小物をしまっていましたが、今回のリフォームでリビングの壁一面をすべて収納にリフォーム。収納するものに合わせて、棚を使い分けることができるため、さまざまなものがここにすっきりしまえます。さらに、大容量のウォークインクロゼットの新設など、収納上手な住まいになりました。
新たに生まれ変わったLDK。居室を一部屋撤去し、キッチンもオープンタイプにしたことで、視線が抜ける開放感が生まれた。内装もすべてリフォームされており、白をベースに、そこにいるだけで心が晴れやかになるような住環境に一新した
以前まではキッチンが独立し、リビング・ダイニングから孤立した印象を与えていたが、オープンキッチンで会話を楽しめる空間に。開口部からの光が届き、気持ちよく料理に集中できるようになった
以前から課題に感じていた洗面室(洗濯スペース)からLDKの一角にある室内物干しコーナーへの動線。今回のリフォームのメインテーマでもある家事動線の改善は、洋室を撤去し、洗面室を拡張する大胆な発想によって叶えられた
室内物干しコーナーは、ロールスクリーンで仕切ることができる。LDKの一角にあるため、来客時に洗濯物を隠したり、客間として使うことができたりと使い方を広げるアイデアだ
以前は手狭で、使いづらかったという洗濯室は、35cm壁を移動することで、新たに広々とした空間に再生。洗濯カゴや洗剤などをたっぷりとしまえるように、収納棚を設置。僅かな空間の差が、機能性に飛躍的な変化を与えるのだ
左手に見える既存の玄関収納と合わせて、高さのあるゴルフバックもすっきりとしまえるシューズクロークを新設。同社からの提案により、ただ収納を増やすだけでなく小物を飾れるニッチも設けることで暮らしを豊かに彩る小粋な空間に
会社名 |
土屋ホームトピア(株式会社土屋ホームトピア)
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