深い軒が目を引く三和木の家。自社山林と製材工場でつくる東濃檜をはじめ、全国の銘木を惜しみなく使う木の家に定評がある。色とりどりの樹種を建具やヘリンボーン床などの適材適所で使い分け、飛騨の匠の技を継承する専属大工が見事形に。漆喰壁で大理石の艶感を出すイタリア磨きや、むくり屋根といった希少な施工も得意だ。振り返ってもう一度眺めたくなる「本能的な美しさ」を展示場で体感しよう(参考本体価格3000万円~)。
1000年以上前から寺社建築を支えている檜(ひのき)の柱。強度や耐久性、防虫性をもつ檜は日本の家に適していると考え、三和木の家の柱と土台には国産の檜材を使用。大黒柱には4~8寸という骨太の柱を使うなど、太さ・本数ともに定石以上の木材を使った家づくりで安心感を高めている。日本の伝統建築に加えて「制震装置」「耐力面材」といった先進技術も標準仕様に。耐震等級3仕様など、求める耐震性能にも応えてくれる。
東濃檜の強固な構造により、大開口や大空間を堪能できる三和木の家。住み心地を左右する断熱性にこだわり、断熱性能の最高等級である4仕様に対応している。さらにアルミ・樹脂サッシとLow-E複層ガラスを組み合わせた高性能ハイブリッド窓を全窓に採用し、スリムな窓枠によって熱損失を低減しつつ、すっきりとした窓辺を実現してくれる。各展示場で広々としたリビングの心地よさや窓辺の美しさを体感してほしい。
東濃檜や国産の銘木をふんだんに使い、飛騨の匠の技を受け継ぐ大工職人が手仕事で組み上げる「三和木の平屋」。同社の特長である深い軒は、平屋をよりカッコよく引き立ててくれる。軒天井や軒柱に檜を使うのがこだわりで、軒天は長い年月をかけて黒く変化し、京町家のような風情を醸し出すそうだ。外部設計士とのタッグでつくる平屋は、純和風からリゾートホテル風まで実に多彩。平屋の実例が多いので、提案を楽しみにしてほしい。
岐阜県白川町の林業から始まった三和木は自社山林と製材工場を持ち、良質な東濃檜(ひのき)の建材を自らつくっている。さらに全国の材木市場から銘木を直接買い付け、工場にストック。工場へ足を運んで好みの柱との出会いを楽しむ住まい手もいるそうだ。無垢への知識を生かし、床材や上がり框、建具ごとに適材適所の樹種を提案してくれるのも魅力。色とりどりの無垢をあしらった住空間は、飾り立てなくてもぐっとおしゃれに!
岐阜県白川町で、200年も前から木を育ててきた三和木。気候条件の厳しいこの地で育つ東濃檜(ひのき)は年輪が狭くて強度があることから、建材として高く評価されている。三和木の家では構造柱に東濃檜を使い、インテリアとしても見せる化粧柱には白川の自社山林で育てた檜を使用。全国的には杉を使う家が多いそうだが、良質な檜の家に手が届くのは産地が多い東海エリアならではの贅沢。ぜひ檜の香りと美しさに癒やされてほしい。
春日井、長久手、岡崎、大府、可児にある三和木の展示場では、伝統建築を今どきの暮らしに合わせた「和モダンの家」を提案。軒の深い瓦屋根の外観は純和風のイメージだが、一歩中に入るとモダンなソファと格子が調和したお洒落な空間に。障子や無垢の建具はどこか懐かしく、そして新鮮だ。オーダーキッチンや在来工法でつくる石張りの浴室など「世界でひとつだけ」の仕様も、メンテナンス性を考えて提案してくれる。
日本独自の曲線を持つ「むくり屋根」は、丸みを帯びた優美さからとくに公家に好まれた様式。屋根の下地を支える垂木を曲線に加工するなど高い技術と手間を要するため、東海エリアで施工できる会社は限られている。三和木は屋根の善し悪しが家の印象を大きく左右すると考え、むくり屋根の技術を今に継承。また真壁造りの伝統的な和室や建具・障子の造作も得意とし、伝統美を大切にしたい方の家づくりにもぴったりだ。
愛知と岐阜で展開する三和木は、地域に根差した工務店ならではのきめ細かなアフターサービスに定評がある。専門スタッフによる1年・2年・5年・10年の無料定期点検により、住まいの保全を行うのは当然のこと。10年を超えても困りごとがあれば当時の営業担当・現場監督に相談するOBの方が多いといい、引渡し後も良好な関係が続けられるのが心強い。第三者機関の住宅完成保証にも加入し、資産を守るサポートも行っている。
【愛知・岐阜】無垢という一点ものの建材を使い、建築家の設計で細部までこだわる三和木の家づくりは、手間がかかり工期は平均半年に及ぶ。そこで同社では自社で大工を6年育成し、飛騨の匠の技術をしっかり継承。三和木イズムを持つ専属大工だからこそ、現場でも「よりよく」の想いで提案してくれる。着工時期は梅雨や厳冬を避けた春と秋の2回にして無理な施工を行わないなど、効率よりも品質を優先する誠実な姿勢がうれしい限りだ。
三和木では時代やニーズに合わせるため10名以上の設計士を外部ブレーンとして抱え、最適な人材をマッチング。家づくりの打合せは設計士と営業が同席して進めていく。プラン確定前には社長と各部署の代表、設計士が集まり一邸ごとにレビューを実施。顧客の要望がなくても意見を交わし合うといい「社員はモノづくりが大好きなんです」という一言が社の姿勢を表している。この技術と情熱が評価され、建築家からの施工指名も多い。