タワーマンションに住んだら自慢したいことは？

タワーマンションと言えば、やっぱりその眺望の良さを語らずにはいられません。アンケートでも全体の７割もの人が「夜景や眺望がきれい」と回答しています。

昼間は窓を開ければ目の前を遮るものはなく、太陽の光を独り占めするかのようなすばらしい日当たりを感じることができるでしょう。そして、夜には打って変わってロマンチックなネオン街が外一面に広がります。車のヘッドライトがまるで光る川のように流れていく様を、スカイツリーでも東京タワーでも六本木ヒルズでもなく、自宅のベランダから毎日見られるという喜びは、タワーマンションに暮らす人のみに許された特権と言っても過言ではないでしょう。

「特別なプライベート空間ですてきな夜景を見て過ごす至福の時です」
「毎日毎日、この展望が目にできるのは、やはり自慢だと思います」
「やっぱり窓から見える眺め！夜の街のネオンには癒やされます」
「景観が良く、夜景、眺望が、すてきです！！」
「これ以外にタワーマンションに住む理由はない」

眺望に続く2位は、全体の約１割の人が回答した「花火が見える」です。

やはり、花火と言えば日本人の「心」です。上位にランクインするのも十分納得できます。タワーマンションに住めば、花火がよく見える場所を探して、人混みのなかを歩き回らなくとも、自宅の部屋からゆったりと鑑賞できます。毎年積極的に花火大会には出向かないという人でも、空調の効いた涼しい自宅の部屋からなら、きっと楽しいと感じるのではないでしょうか。自宅のベランダでワインやビールを片手に、大切な人と二人っきりで過ごすも良し、気の合う仲間を集めて花火をつまみにパーティーをするも良し。いずれにしても、タワーマンションでしか味わえないすてきな花火大会になることでしょう。

「花火を鑑賞しながら、ワインやビールなどで盛り上がりたいです」
「場所取りもトイレも気にしないで、のんびり見ることができるから」

タワーマンションを探す際には、花火が見えるかどうかも一つのチェック項目にしておくと良いかもしれません。

3位以下には「ラウンジなどの共用スペース」「コンシェルジュサービス」を筆頭に「ジムが併設されている」「プールが付いている」などの回答が見られます。

タワーマンションは、共用施設やコンシェルジュサービスなどの設備面がとても充実しているのが特徴です。ホテルを思わせるような高級感のあるエントランスやラウンジは、住人だけではなく、来訪する客人も魅了します。「コンシェルジュサービス」は、荷物の預かりやクリーニングの取り次ぎ、さらにはタクシーの手配や来訪者の受け付けなどまで、従来の管理員のイメージとは全く違う、さまざまなサービスを提供してくれます。また、回答にあるような「ジム」や「プール」以外にも「キッズルーム」や「ゲストルーム」などを併設しているタワーマンションも多くあります。

このように、タワーマンションは住人の暮らしをより便利に、そしてより快適にすることを追求した設備とサービスを兼ね備えているのです。

タワーマンションの魅力について、少数意見も見てみましょう。

「日当たりが良い」
これは単純に日当たりが良いということではなく、周辺の環境変化にほとんど左右されないということが大きなポイントです。一般的なマンションや一戸建てでは、引越し当初は明るい日差しが差し込んでいたにも関わらず、翌年には目の前にマンションが建ってしまって日を遮ってしまうということが十分起こり得ます。しかし、タワーマンションであれば、周辺の環境が少々変化しても、影響を受けることは少ないようです。また、日当たりが良いだけではなく、人目を気にすることなくカーテンを全開にして日差しを取り入れることができるため、存分にリラックスして過ごすことができます。さらに、外の騒音に耳をわずらわされることも少ないようです。このように、静かで落ち着いた良質な住環境は、タワーマンションならではと言えるのではないでしょうか。

また、こんな意見もありました。
「虫が入ってこない」
ベランダを開放していてもハエや蚊などが進入してこないタワーマンションの高層階は、虫が苦手な人にとってはとても重要なポイントでしょう。また、タワーマンションは駅前再開発事業の一環として建設されることも多く、駅近であったりショッピングやグルメを楽しめる環境が近くに整っているなど、立地条件の良さが魅力になる場合も多くあります。

このように、タワーマンションの魅力は高層階からの眺望だけに留まらず、充実した設備やサービスについても、自慢できる魅力として受け止められていることが分かりました。もちろん個々の物件によって特徴は多少異なりますが、タワーマンションにはほかのマンションとはひと味違った魅力があると言えるでしょう。