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新築、築浅の賃貸物件を選ぶにあたり、一番最初にチェックしたところはどこですか?

新築・築浅

新築や築浅の物件には、古い物件に比べより多くのメリットがありますが、実際にこれらの物件を選んだ人たちは「一番最初」にどこをチェックしているのでしょうか。

自分自身にとって、最適な部屋を選びたい!「住み心地」が圧倒的1位となったその理由とは

グラフ

新築や築浅物件というと、見た目のきれいさや最新の設備が真っ先に思い浮かびますが、アンケート結果を見ると、それよりも先にチェックしていることがあるようです。それはズバリ「住み心地」です。なんと、回答した人の約3割はまず住み心地をチェックしているのです。

では、具体的な意見を見てみましょう。

「キッチン、バス・トイレの広さや使いやすさを重視」
「間取りや、キッチンでの動きやすさとか、住んで使ってみないと分かりづらいことをなるべく考えます」
「毎日仕事して帰ってくる場所なので、リラックスできるかが自分の中では1番重要です」

どんなに最新式の設備や機能を兼ね備えた部屋だとしても、その部屋が自分自身に合っていなければ意味がありません。住み心地とは、ただ新しいかどうかだけではなく、自分がその部屋に住んだ場合に、望んでいるライフスタイルが実現するかどうかということなのです。つまり住み心地を最初にチェックするということは、まずは自分に合った部屋なのかどうかを見極めようとしているのではないでしょうか。

最新の設備よりも、セキュリティを重視する人が多い

さらに、注目すべきは2位となった「セキュリティ」です。まずは、選んだ人の意見を見てみましょう。

「新築となると、防犯面などその時代の一番いいもの(オートロック、複製がしづらい鍵、セコム)が入っているのが望ましい」
「子どもが小さかったので、妻の最大の心配ごとは防犯対策をはじめとするセキュリティ対策でした。その結果選んだ大規模マンションは、防犯カメラはもちろんセキュリティも3重でとても安心です」
「以前住んでいた場所はセキュリティがしっかり行われておらず、玄関にいたずらされたりと怖いことがあったので、オートロック付きであるか、TVインターホンが付いているかはとても重視します」

最新の設備よりも、セキュリティを先にチェックする人が多いということは、今の時代ならではかもしれません。いくら設備が最新式で気に入ったとしても、セキュリティが今ひとつなら選択肢から外されていくようです。

なお、3位は「最新の設備や機能」を最初にチェックすると答えた人たちでした。
いろんな意見はありますが、やはり新築や築浅といえば、「最新の設備や機能」を見過ごすことはできません。

「宅配ボックス、ロビーのオートロック、ドア、風呂、トイレなどが最新式かなどをチェックする」
「洗濯とかを外に干すのが嫌だからお風呂場に乾燥機がついてるのを選びました」
「浴室にミストサウナがあり、共用玄関にはコンシェルジュが常駐していた」

建物自体の性能も、重要なチェックポイント

4位以下の少数意見としては、「防音性」や「耐震性・免震性」といった構造上のポイントに目を光らせているようです。

「近隣の音が一番気になるから」
「仕事が遅くなった場合に、シャワーやキッチンの音が響くのが気になるので防音性は気になります」
「自宅で音楽を聴いたり、ギターを弾くことがあるので、鉄筋コンクリートかつ防音性の高い部屋を選びました」

このように、防音性については、自分自身が他人に気を使いたくないという点と、他人からの騒音が気になるという点の2つの要素があるようです。

「やっぱり地震が一番怖いので、揺れに強い頑丈な物件に住みたいですね」
「震災の直後だったので、余計に気にした」

東日本大震災以降、地震に対する意識はかなり高くなっているようです。地震に強い耐震構造や、地震の揺れを吸収する免震構造の物件が今では主流になっています。

■調査概要

「賃貸物件に関する実態把握調査」(リクルート住まいカンパニー)
【調査実施時期】2015年9月1日~2015年9月30日
【調査対象者】新築・築浅の賃貸物件に住んでいる/過去に住んでいた/これから住む予定の全国の男女300名
【調査方法】インターネット調査
【有効回答数】300(単一回答)
【調査実施機関】株式会社クラウドワークス
※無断転用禁止。引用の際はSUUMO(スーモ)編集部までご一報ください

掲載:2015年12月16日  写真:いしだひでヲ / 写真素材足成

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